2009年
サイディングの話 #2
「サイディング」と呼ばれる外壁材は、主に金属系と窯業系(セメント系)とに分類されます。
その中で、今日は窯業系のサイディングについてお話したいと思います。
板厚が14ミリ~21ミリのものまで各種ありますが、基材(中身の材料そのもの)は
どれも特に大きな違いはありません。
ただ板の厚みがあればあるだけ表面のデザインの凹凸の差が大きくできるので
より凝った、リアルな模様を再現しやすくなります。
通常、同等の機能の商品同士の比較ですと、厚みが増すとその分価格も高くなり
ます。
各サイディングの商品性の違いの大きな点に、表面に塗られている塗装の違いが
あります。
従来から通常はサイディング表面の塗装(着色)は、徐々に退色していき、
10年程度経過で上から再塗装をするのが一般的でした。
今もそうした商品は多いのですが、各メーカーがその「色」の耐久性を高める工夫に
しのぎを削っています。
例えば、クボタ松下電工外装株式会社のサイディングを例として挙げると、
通常の10年程度ごとに再塗装をして美観を保たなければならない商品の他に
塗装の上にセラミックのコーティングをし、紫外線から塗装を保護する商品があります。
これですと、30年程度経過しても退色が少なく、再塗装の心配がいりません。
またさらにそのセラミックコートをした上に「親水コート」をし、外壁材の表面に
水分子の膜をつくり、雨で汚れを洗い流すという機能をプラスした商品も
発売になります。
またその親水機能に加え、「光触媒」によるコーティングをした商品もあり、
外壁の汚れを光触媒により分解し付着力を弱め、雨で流れやすくするという
機能がプラスされた商品というのもあります。
もちろん、付加価値がつけばつくほど価格はかなり上がりますので、
に高機能になればなるほどいい、という訳でもありません。
建築予算や、今後のライフスタイルや資金計画などを総合的に判断し
選択をするようにしたいものです。
↑ サイディングの施工例
| 2009年10月30日
狭山市 K氏邸 建築現場・・・建て方
基礎工事・蓄熱式床暖房配管工事 完了しましたので
躯体工事の建て方始まりました
建て方に合わせて 外部足場の組み立ても行っています
この後、2階壁・屋根の建て方に続き
電気の配線工事が始まります・・・
| 2009年10月29日
ウィンドウトリートメント#7
光を防ぎ、プライバシーをしっかり守ってくれるブラインド。スラットといわれる羽根の部分の角度を変えることによって採光も可能です。
よく使われる場所といれば、浴室の窓に使われています。他には、小窓や細長い窓にも対応しているので、洗面所の窓などにも使用されます。
スラットが何層にも重なっているので、お掃除などに手間がかかります。その問題点を解消するために、特別な塗料や加工(光触媒など)を施されたブラインドもあります。ホコリがたまりにくく、カビが生えにくいので、お手入不要とまではいきませんが、掃除の回数が減るのは助かりますね。
なんとなく事務所のイメージが強いので、リビングやダイニングに使用されている方は少ないかもしれません。最近は、質感やカラーのバリエーションが豊富で使いやすくなっています。
スラットにレーザーカットを施して、レースのように光を通すブラインドもあります。これを厚手のカーテンと組み合わせると、普通のカーテンとは一味違った雰囲気になります。模様もカワイイ物やシックな物など色々パターンがあります。他にも、ブラインドにイラストが描かれているものもあります。
これなら、ぜひ個室やリビングなどに使用していただきたいです。
メーカーが主催するブラインドのデザインコンペがあります。
スラット1枚1枚の色を変えて、その年のテーマにそってデザインします。ただ色を並べるだけのシンプルなデザインなので、逆に難しいと思うのですが、本当にユニークな作品がたくさんありました。部屋に合わせて自分デザインをしてみるのも楽しそうです。
左がさくらをコンセプトにしたもので、右がかぐや姫をコンセプトにしたものです。
| 2009年10月26日
LEDで省エネ
どんどん進化するLED照明。
LEDの特徴としては、省エネルギーです。同じ明るさでも、白熱灯などに比べて必要な電力量は少量です。また超寿命なので交換の手間も少なくなります。
又、発熱が少ないので、ディスプレイなどにも使用されています。
しかし、他の器具に比べて価格が高いため、一般家庭には浸透しにくいようです。
又、白熱灯のようにやわらかい光が出ないため、リビングやダイニングの主照明には、使いづらいように思います。
そのようなデメリットも、最近ではかなり改善されてきました。LEDのダウンライトでも、普通のダウンライトと変わらない商品もでてきました。一日のうちに長い時間点灯させておくような場所に適しています。ニッチや飾り棚など、ライトアップさせておきたいスペースにおすすめです。
光の色も、蛍光灯のように電球色と昼光色を選ぶ事ができます。
前の物より、広角配光が可能になり、やわらかい光が出るようになりました。
器具を新しくLED照明にしたり、器具の寿命がきたら器具ごとの交換になってしまう事で、抵抗がある方は、電球型のLEDがたくさん出てきているので、今使用している電球をLEDnに変えてみてはどうでしょうか。照明は思ったより電気代がかかっているので、かなり違いがでてくるかもしれません。
| 2009年10月25日
9.6坪ハウス(社員の家づくり) ~中間検査/断熱工事~
屋根も葺き終わりましたので、
中間検査が行われました
↑ 行政の中間検査
↑ 住宅瑕疵担保責任保険の検査
今回は3階建なので、行政の中間検査が行われました。
そして10月から施行された住宅瑕疵担保責任保険の検査と
二つの検査が行われました。
断熱材を壁に充填したらすぐに防湿気密シートを張りますので
検査のタイミングが屋根が出来たらすぐになります。
↑ 検査も無事終わりました
次に断熱材を充填する工事に入ります。
↑ 高性能グラスウール16K140ミリ
断熱材を袋のまま留めていくのではなく、
大工さんの手作業で隙間無く充填されます。
↑ スタッドの間に隙間無く入っていますね
↑ 窓の下の小さい隙間も手作業なら充填できます。
↑ 屋根の断熱は空気層+ポリスチレンフォーム+高性能グラスウール
この後グラスウールを充填します。
↑ 45度に曲がっている壁の三角形部分には
発泡ウレタンをスプレーで充填しました。
一つの家の中でも様々な断熱材(方法)を採用しているのがわかりますね
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| 2009年10月24日
西東京市O様邸・・・土間床基礎+蓄熱式床暖房工事
西東京市にて1棟工事が始まりました。
南側が公園の日当たりのよい明るい敷地です。
土間床基礎の上に、蓄熱式温水床暖房のパイプを敷設し
モルタルを打設完了した状態です。
みごとに仕上がっています。
モルタルをきちんとレベルを合わせのはとても難しく、
まさしく職人技なんですよ。
基礎の外周部の防蟻断熱材です。
コンクリートとモルタルという比熱の高い(熱をたくさん蓄える)材料を
外断熱によって保温するので、室内の温度が年間を通じ安定しやすく
なります。
しばらくは次の工程にまだ入れないので、しばらくは養生期間として
基礎を乾かしています。
| 2009年10月23日
東村山市の二世帯住宅・・・解体工事
11月着工予定の二世帯住宅ですが
旧家屋の解体工事始まりました。
こちらのお宅、敷地が240坪と広く
敷地内に既存建物が4棟建っていました
解体工事の一期工事で新築建物計画位置の既存建物2棟と
既存母屋の一部を部分解体し 新築工事完成入居後に
残りの2棟を解体します。
重量鉄骨構造の作業場だった建物の解体です
重量鉄骨構造の基礎部分です 大きな岩のようです
新築建物計画位置に当たる一部の母屋の部分解体です
新築建物完成まで入居していますので丁寧に解体しています
広い敷地ですので 二世帯住宅+事務所の新築建物が
ゆったり計画出来ました
11月の着工が楽しみです。
| 2009年10月22日
9.6坪ハウス(社員の家づくり) ~屋根工事~
ウェルダンでは、2×4工法を採用しているためか、
上棟式をやらないことが多いです。
私の家では地鎮祭を行ったので、上棟札をもらいました。
↑ その為、野地板(屋根の下地)と天井断熱をする前に、
大工さんにお願いして結びつけてもらいました。
その後、天井断熱材の施工をします。
↑ 高性能グラスウール16K140ミリを2重に敷いています。
(これで夏の暑さにも耐えられます)
↑ 断熱材を敷き詰めたら、野地板を張ります。
↑ 仮住まいの家から張っている所が見えました
野地板を張り終えたら、屋根屋さんの登場です。
↑ このハシゴで屋根材を下から運びます。
↑ 屋根材は紫外線に強いコーティングがされた商品です。
色はミッドナイトブルー
↑ 住宅の屋根を雨水や湿気から守る防水シート、
ルーフィングを張ります。
↑これで、仮に屋根材の隙間から雨水を浸入しても大丈夫
↑ 屋根材を施工、12寸勾配なので屋根にも
足場をかけます。
全景で工事の流れを見て見ましょう
写真だとわかりずらいですが、工事が進んでいるのがわかります
| 2009年10月21日
三鷹市 ~ オール電化の家
8月に着工してまだ2ヶ月足らずですが
先週末に大工工事が終わったので完了検査を行いました
非常に順調に工事が進んでいるので監督さんの話では
年内中に完成してしまうスピードのようです
1日でも早くウェルダンの暖かい家で暮らしていただきたいです
これから外壁の工事も始まります 仕上げはベルギーレンガです
駐車場越しに屋根を見てみると・・・太陽光パネルが設置してありました
調布市の現場です
型枠が完成しこれからコンクリートを流し込んでいきます
コンクリートの圧力に耐えられるように縦横に鋼管で支えをします
コンクリートを流し込んで1ヶ月位はこのままの状態だそうです
| 2009年10月20日
9.6坪ハウス(社員の家づくり) ~木工事その4~
今度は3階の材料を搬入します。
相変わらず狭い現場なので、資材置き場や作業スペースがなく
「大変・・・」
↑外壁を造り
↑ 内壁を造り
↑ 隅木をつけ
↑ 垂木をかけます
実際にはこの時、電気屋さんも来ていて、
1,2階のコンセットボックスなど配線関係を取り付けていました。
これから、大工さん以外にも多くの職人さんが作業します。
電気屋さん、屋根屋さん、外壁屋さんなど・・・。
普段、現場でお会いする時間が少ないので、色々話が出来て
面白いですいい勉強になりますね
| 2009年10月17日
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電話でのお問い合わせ
TEL. 042-525-8411
※モデルハウスは予約無しでもご見学いただけます。
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