わが家の主役は、テラコッタの床。ウェルダンの蓄熱式温水床暖房でとても気持ちがいいんですよ。飼っている猫がだらんと伸びている姿はまるで岩盤浴みたい（笑）。そんなベージュ色の床に合わせてインテリアはモノトーンでまとめています。6年前には、「薪ストーブ」を購入。クリスマスなどのイベント時に人を招いて、このストーブに火を入れるととても盛り上がるんですよ。ストーブを囲みながら、家族や仲間たちと団欒の時を過ごしてます。

リビングにある大きな窓からは明るい自然光がさしこみます。通常大きな窓を設けるとそこから温かな空気が外に逃げてしまうそう。でもこの「ウェルダン」の家は、断熱効果の高い「ペアガラス」を使用しているから大丈夫。この「ペアガラス」は、温かい空気を外に逃がさないだけでなく、冷たい外気をシャットアウトしてくれる優れもの。大きな窓の外には、季節を感じさせるサクラなどの木々を植えて、四季折々の自然を楽しんでいます。

カウンターで仕切られたセミオープンキッチンは、初めて来たアシスタントにも使いやすいようにと考えて作りました。何がどこにあるかすぐに分かるように、収納棚を扉のないオープン棚にして、ガスレンジの脇には調理器具を吊り下げるレードルを取り付けました。また、地球に優しい生活を送りたいと思い、ソーラーシステムを導入。「ウェルダン」の高気密・高断熱住宅は省エネルギー住宅だから、毎日の生活に必要な電気をしっかり自給できます。日照時間の長い夏には、余った電力を電力会社に買ってもらうこともあるんですよ。

マンション暮らしの時は、仕事をしていても何となく落ち着かなくて、時々、寝室と仕事部屋を交換していました。それはどことなく圧迫感を感じていたからかもしれません。でも、今のワークスペースは、階下と一体感のある吹き抜けと採光に配慮した天窓のおかげで開放感いっぱい。3階にある仕事場にいても2階のリビングの床暖房の熱が吹き抜けを通じて伝わってくるので冬でもポカポカ。寒さが苦手な私でもそれを気にすることもなく仕事に集中できます。

仕事場のレイアウトを考える時にこだわった点が、使い勝手と過ごしやすさです。多くの資料や道具をしっかり納めるため、両サイドの壁面に床から天井まで届く書棚を特別に作りました。棚は、同じサイズに仕切り、ジャンル別に分類。こんなにギッシリ資料や本に囲まれているのに圧迫感を感じないで快適に過ごせるのは、「ウェルダン」さんがよく考えて設計してくださったおかげです。