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耐震性能について

ウェルダンでは耐震性・耐火性に優れたツーバイフォー工法、ツーバイシックス工法に積極的に取り組んでいます。

耐震性の高い住宅づくり

ツーバイシックス工法(2×6工法)・ツーバイフォー工法(2×4工法)の住宅は、多くの特長を持っていますが、特に高い耐震性と耐火性があげられます。近年の地震への意識の高まりもあり、輸入住宅ウェルダンに占めるツーバイシックス工法・ツーバイフォー工法の採用率は非常に高くなっています。

ツーバイフォー工法(2×4工法)、ツーバイシックス工法(2×6工法)の特徴は、構造耐力に優れた枠材と面材とが一体となった面で支える構造であり、6面相互の緊結により家を形づくるということです。これにより地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮します。また、高い耐震性を誇る2×4工法の中でも、断面積のより大きい2×6工法はさらに地震に強い工法です。

ツーバイフォー工法・ツーバイシックス工法は地震に強い!

1995年1月17日に兵庫県南部を襲った阪神・淡路大震災で家屋の被害は、全壊約10万1000棟、半壊を含めた一部損壊が約28万9000棟以上。このような壊滅的な状況下でもツーバイフォー住宅に大きな被害はありませんでした。被災地の2×4住宅の96.8%が特に補修の必要なく継続して居住可能な状態を保っています(残り3.2%は、地盤の移動・液状化および隣家のもたれかかりにより住宅の一部が損壊)。

1.ウェルダンの輸入住宅は最高ランクの耐震等級で設計可能

ウェルダンの輸入住宅は、ご希望に応じて最高ランクの「等級3」に適合した設計が可能です。耐震等級は建築する住宅ごとの必要壁量に対する存在壁量の割合と、耐力壁の倍率に応じた耐力壁端部の接合金物によって決まります。どの等級に該当するか判定する方法は、品確法の評価方法基準に基づく壁量計算による場合と構造計算による場合とがあります。住宅性能表示制度の「構造の安定に関すること」で耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)では3ランク(等級)に分かれます。等級が高いほど耐震性が高いことになります。

地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさ
等級3 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの)の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度
等級2 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの)の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度
等級1 極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定めるもの)に対して倒壊、崩壊等しない程度

出典:国土交通省告示

2.バランスを最重視した耐震設計

剛芯と重心とを近づける

ウェルダンの輸入住宅は、バランスを最重視した耐震設計です。建物には重さの中心としての「重心」がありますが、それとは別に例えば地震の時にその地震に耐えようとする、その建物が持っている強さの中心点があり、これを「剛芯」と呼びます。地震などで、建物に水平の力が加わった時、その力は重心にもっとも強く働くことになります。しかし、建物の一番強い部分は剛芯であるため、重心と剛芯の距離が離れていればそこにねじれが生じ、建物に損害を与えてしまいます。これを避けるために、耐力壁などをバランスよく配置して、重心と剛芯の距離を極力近づける設計をウェルダンでは行っています。

耐力壁の配置をバランスよく

耐力壁とは建物自身の重さや屋根の積雪などの垂直方向の荷重(鉛直力)と、地震や強風などによる水平力に抵抗して、建物を支える壁のことです。耐力壁は水平力に対して、面材を含む耐力壁の面内せん断抵抗により抵抗させることを基本としています。耐力壁は、幅と高さの関係が1対3以内と定められていて、例えば天井高2400mmの建物では1階と2階の階高は2700mmとなり、耐力壁の幅は900mm以上必要となります。ウェルダンではこの耐力壁の配置を間取りのお打合せで建主様にご説明し、ご要望を組み入れながら耐力壁をバランスよく配置した建物を設計しています。

阪神大震災。1階に駐車場が有り耐力壁のバランスが悪かった建物

3.構造材・金物類の乾燥維持

結露する家は構造体や金物類が腐食し、建築当初の耐震性を維持することができません。ウェルダンでは計画段階から高い耐震性を持たせた設計を行い、またその耐震性を長期間維持できるよう高気密高断熱+24時間計画換気システムにより結露のない家を実現します。

阪神大震災。壁内結露により構造材が腐っていた建物

4.地熱基礎の採用

線で家の荷重を支える布基礎と違い、面全体で重量を拡散し支持する「地熱基礎」の採用により高い剛性が得られます。

蓄熱式温水床暖房「ウェルダン」の地熱基礎

5.軽量屋根材を使用

トップヘビーとならないよう超軽量屋根材を採用。和瓦の9分の1と非常に軽いガルバリウム鋼板屋根材「コロナ」「ヴィクセン」「ウッドシェイク」を採用しています。

瓦の約9分の1の超軽量ガルバリウム屋根材

6.地盤調査・地盤保証も万全

地盤調査及び地盤保証のスペシャリストであるジャパンホームシールド社と提携し、土地の地耐力を調査・解析し、例え軟弱な地盤であっても適切な地盤改良工事と地熱基礎とを組合せた基礎工事を行っています。

ジャパンホームシールド社による地盤調査

耐震構造・制震構造・免震構造の違い

【耐震構造】

地震力に対して、建物が損壊等しないよう、基礎・壁・床など躯体を強固なものとし、抵抗する構造。強大な水平力に耐える構面の構成と、耐力壁のバランス、引き抜きに対する抵抗力が重要です。
→ ウェルダンのツーバイフォー・ツーバイシックス工法の建物は非常に強い「耐震構造」となっており、また木造軸組工法を採用した場合も、耐力壁を面構造とすることにより遜色ない耐震性を実現しています。

【制震構造】

建物内部のダンパーなどの装置を利用し、躯体をしならせる(ねばり)ことにより地震力を吸収する構造。建物の構造自体が柔らかいとか、高い建物(高層建築物)といった条件でなければ有効ではありません。
→ 「制震構造」は2階建や3階建の建物では効果が発揮しにくく、またウェルダンの木造住宅は厳しい社内基準に則り高い構造強度を持たせており、制震装置の設置は特に必要がありません。

【免震構造】

基礎と建物との間に、積層ゴムやベアリングなどをはさむことにより地面の揺れを建物に直接伝えにくくする構造。
→ 「免震構造」は、大きなコスト面の問題、免震構造部の断熱性能・気密性能が大きく落ちる点、横揺れには有効でも縦揺れには効果を発揮しにくい点、横風を受けた場合の揺れの問題、建物の形状(間取り)や構造がかなり限定される点、などをトータルに考え、ウェルダンでは一般的な住宅での採用はおすすめしていません。

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TEL. 042-525-8411

※モデルハウスは予約無しでもご見学いただけます。

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