断熱リフォーム

屋根の断熱性能強化

夏に2階が暑くなるのは断熱が不完全な証拠です。屋根の断熱は長時間の日射に耐えるために外壁と比べて約2倍程度必要です。屋根の断熱には（1）屋根断熱、（2）天井断熱があります。

屋根断熱の場合	小屋裏を居室として利用する場合は、屋根断熱を施します。断熱材の不足分を屋根の内側から充填するので、天井断熱と比べると施工は難しくコストも割高です。その他にブローイングと呼ばれる吹込み用断熱材を使用する方法や、現場発泡のプラスチック系断熱材を充填する方法もあります。
天井断熱の場合	天井裏に断熱材を敷き込みます。作業自体も短時間で済み、コストもそれほどかかりません。小屋裏の熱せられた空気を排出するために、屋根に棟換気を設置する方法もあります。

外壁の断熱強化

外壁の断熱強化のためには、断熱材を補充するよりも外気の流通経路を遮断するのが効果的です。リフォームでは壁内部に断熱施工をすると費用がかかるため、外側から断熱強化する方法もあります。費用対効果を考え、どの程度の結果を望むのか、また費用はどのぐらいまでかけるのかをよく検討し優先順位をつけて施工するのがよいでしょう。

床下の断熱強化

床下の断熱を強化する最も簡単な方法は布基礎の換気口をふさいでしまうことです。床下からの外気の流通経路を遮断してしまえば、家全体の熱損失は著しく減少します。床下の換気は室内側から行いますので、梅雨時でも湿気が溜まる心配はありません。

開口部の断熱強化

窓などの開口部は熱が最も失われやすい部分です。一重ガラスの窓からは短時間に大量の熱が失われてしまいます。家の断熱性を効率よく高めるには、壁の断熱材を厚くするよりも窓ガラスを二重、三重にすることが大事です。

既存の窓枠を利用して ガラスだけを取り替える方法	既存のアルミサッシにアタッチメントという部品を取り付け、予め用意したペアガラスを現場ではめ込む方法です。作業は短時間で終了し、内装も外装も補修する必要がありません。
既存窓の内側に 窓枠を取り付ける方法	インナーサッシと呼ばれ、窓枠が二重になります。インナーサッシにペアガラスを利用すれば三重ガラスになります。スウェーデンやデンマークなど北欧では古い建物によく利用されている方法で、この場合室内側に窓枠が出っ張るため内装の一部を補修する必要があります。

24時間換気システムの設置

排気型換気方式は排気側に換気扇を設備し、汚れた空気を浴室やトイレなどからダクトで集めて排出します。また配管工事が難しい場合はダクトレス換気システムを施工します。

温水床暖房設置工事

床を張り替えることなく床下から作業するので、家具を移動させる必要のない当社オリジナルの方法です。セラミックを塗布したアルミ板を床下に取り付け、温水パイプで熱を伝えます。アルミ板は熱伝導率が高いので床全面に熱が広がるのです。セラミックを暖めると遠赤外線が放射され、日向ぼっこしているような暖かさに包まれます。それは暖房器具の暖かさではない自然な暖かさです。市販の床暖房と比べて設備費は安く抑えることができます。

その他リフォーム

水廻りのグレードアップリフォーム

単に設備や機器を新しいものに交換するだけではありません。 ご要望をお聞きし、プランを練り上げてご提案いたします。

キッチンリフォーム	ずっと気になっていたカウンターの高さ、収納、動線などの解消。快適・清潔を第一に、使い勝手と美しさがポイント。最新の設備と洗礼されたデザインで、癒しとくつろぎの空間に。
浴室	バリアフリー設計（段差の解消。手摺の設置）、最新の設備（浴室乾燥機・浴室テレビなど）。ゆったりとくつろげるお風呂まわりをご提案。システムバスルームのご提案。
洗面所	バスルームとのトータルコーディネイト。最新設備や輸入設備の提案。使い勝手や仕上げまでトータルにご提案。トイレの使いやすさやデザイン、手摺の設置などバリアフリーにも対応。

内外装の美観リフォーム

家を守ってくれている外壁や屋根は、10年前後がリフォームの目安です。傷みを放置しておくと、住まいの寿命まで縮めかねません。時期を逃さずにリフォームすれば、新築時を超える美観と機能にグレードアップできます。

外壁モルタルや サイディングなど	再塗装するのが一般的。色を変えてみたり、２色使いで塗り分けたりすれば、手軽に外観のイメージを変えることも可能です。塗装の種類によっては性能が異なるので、外壁の劣化状態や住環境に合わせて最適なものをご提案。既存の外壁の上から貼れる、本物のレンガやタイルをご用意。全面はもちろん、一部分のアクセント張りも可能。高級感溢れる外観にイメージチェンジしませんか？
屋根	屋根の塗装面の劣化が進むと、雨水が染み込んで下地が腐ってしまう危険性があります。そこで屋根の塗装の塗り直しや葺き直しによる軽量化を実施しましょう。軽量屋根材「コロナ」で耐久性アップ。天然石使用により色褪せも防止できます。
内装材	壁紙の張替え、畳替え、床材の交換、タイルの張替えなどもお任せください。輸入住宅らしい美しい壁紙など各種取り揃えております。

増築・改築リフォーム

和室を洋室に変更したい、収納を増やしたいといったご要望から、お子様の成長に伴いお部屋を新設したい、間仕切りのないオープンなリビングへと変更したい、ご家族数の変化に伴い使わなくなった部屋を有効利用したいなど、住まいの形を自分らしくしたい方におすすめのリフォームです。

耐震リフォーム

住まいにとって重要な性能の一つが、家族や財産、暮らしを守る「安全性」です。ウェルダンの耐震リフォームによって、安心して暮らせる家にしましょう。

地盤の改良	地盤沈下した部分を修正。家をジャッキアップして杭を打ち込みます。全面的に地盤を改良することも可能です。
基礎の補強	クラック（ヒビ割れ）の補修や、鉄筋の入っていないコンクリート基礎を有筋化して補強します。古い独立基礎はコンクリートで一体化させます。
躯体の補強	家全体のバランス考えて、筋交いや構造用合板による補強を行います。 【土台・柱下】腐朽や白蟻の影響で構造材そのものが傷んでいる場合、その部位の構造材を防腐・防蟻処理を施したものに交換します。 【接合部】 ホールダウン金物を使って、基礎と柱とを強固に連結します。 【屋根の軽量化】軽量屋根材に葺き替えをし、家全体の重心を下げることで耐震強度を上げます。

防犯リフォーム

「抑止」、「阻止」、「通報」。この3つの要素を満たすことで、不審者の近寄り難い安全な住まいを実現します。大切な家族や財産を守る、まさかのときのために備えをするのも大切なリフォームです。

抑止	不審者を侵入しにくくするために、録画機能付インターホンやセンサー付ライトを設置します。
阻止	玄関の鍵をピッキングされにくい錠に交換したり、または鍵を増設します。既存の窓ガラスに防犯フィルムを貼るか、防犯ガラス（合せガラス）を使用したサッシに交換します。
通報	敷地内・建物内の侵入や異常を感知して警報を鳴らし、通報する防犯センサーを設置。また、防犯ライトやホームセキュリティーの設置が可能です。365日、24時間最新のセキュリティーシステムは見守り、侵入・火災・緊急時など、万一の場合に、訓練を受けたガードマンが駆けつけるので安心です。