2009年 6月26日
階段室の照明
階段室の照明って、結構選ぶのに苦労をします。
居室の照明計画とは一味違う考え方になるんです。
本を読むとか細かい作業をすることはないため
絶対的な「明るさ」はそれほど必要とはされないのですが、
階段の踏み外しを防ぐため、ムラ無く均一に階段全体を
照らすような配置計画が必要となります。
また照明器具の選択については、かなりシビアに選ばないと
なりません。
それは階段室の照明は、下から見上げる場合があるのと
同じ数だけ上から見下ろすケースがあるという場所柄から、
下からも横からも、そして上からも見られる(絵になる)
デザインのものを選ばないといけないんですね。
階段室の上部の天井にシーリングランプを付けるのなら
下から見上げることしかありえないので特に気にする必要は無い
のですが、ペンダントライトを吊り下げるケースや、
ブラケットランプ(壁付け照明)を選択する場合には注意が必要です。
特にブラケットタイプは要注意です。
居室などの壁に取り付け、下や横からは素敵に見えるようにデザイン
されていても、上から見ると配線や基盤が丸見えで、とても見るに耐えない
というものが大半で、これらは階段室への使用には不向きです。
照明器具メーカーでも、階段室への使用を想定した「上面カバー付」という
プラスチックなどのカバーで上から「中身」が見えにくくした商品のラインナップも
しています。
もしくは「中身」が見えてもいいようなデザインのものを選択するのも手です。
私のお気に入りは・・・
両サイドの照明器具はお花の格好をしています。
花の中央が電球なので、上から覗いてもサマになります。
製造はイタリア製で、販売はコイズミ照明さんとなっています。
写真では分からないですが、手作りのガラスシェードの中に
気泡が入っていてべっこう飴のような、とても雰囲気のあるランプです。
また階段を上がりきったところにも「花」つながりのランプを配置してバランスを
とっています。
案外階段の照明って、すぐ脇を通るので目に入りやすい場所なので
いろいろと悩んで気に入ったものを見つけて下さいね。
| 2009年6月26日
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