2012年 5月21日

日野市の塔屋の有る家・・・擁壁工事


日野市で塔屋の有る家が着工されました。

敷地と道路とには1.5メートルほどの高低差があります。

着工に先立ち、この土留めとなる擁壁を造りかえる工事を行います。

NCM_0009.JPG

もともとは大谷石積みの擁壁でしたが、現在の基準では大谷石は擁壁としては

認められない材質です。


古い住宅地ではよく見られるのですが、強度が弱く、建物の荷重をかけることはできないため、

高低差に合わせて建物の基礎を深基礎とする等の必要があります。

もしくは擁壁を造りかえ、建物の荷重を受けられるだけの構造計算に基づいた

RC造等にする必要があります。


今回の物件については、お施主様の希望(見た目が汚くなっているから)により、

RC造にて造りかえを致しましたが、コストを考慮して、あくまでも建物は深基礎により

擁壁には依存しないで自立する構造とし、RCの擁壁は土留めとして建物の負荷が

かからない前提での強度を保つレベルとしました。


とはいっても鉄筋の量、折り返しの底版の長さなどをみると、結構頑丈な

造りとなりますよね。


この建物は、塔屋付のベルギーレンガの素敵な建物となります。

完成が楽しみです。

資料請求・お問い合わせ・モデルハウスへの来場予約資料請求・お問い合わせ・モデルハウスへの来場予約

電話でのお問い合わせ

TEL. 042-525-8411

※モデルハウスは予約無しでもご見学いただけます。

電話でのお問い合わせ / TEL. 042-525-8411

※モデルハウスは予約無しでもご見学いただけます。

ページの先頭へ