さっき外に出たら、雪が舞ってました
すぐに止んでしまいましたが今晩にかけて
本当に雪が降るかもしれませんね
展示場が暖かい分、外が一段と寒く感じてしまいます

音には「空気音」と「固体音」の２種類あるのをご存知ですか？
ピアノを例に見てみると、ピアノそのものの音が空気音で
ピアノの低音部を弾いたときに生じる振動や鍵盤や内部の仕組みが
動くときに発する音などを固体音というそうです
弦楽器や管楽器などは空気音の成分が多く、打楽器などは固定音の
成分が多い楽器といえます
防音を考える場合はこの空気音と固体音を分けて考える必要があります

まず空気音は壁や床を厚くしたり、重量のある素材で作ることで
防ぐことができます
例えば、通常の壁の４倍の重量を持つ素材を使用して壁を作った場合、
約２倍の遮音性能を得る事が出来ます
実際、住宅などではやみくもに重量をかけ、分厚くするのにも限界が
あるので壁を構成する素材を工夫して共振を抑えたり、
空気層を利用して壁厚をかせいだりして空気音を止めます
居室の換気口など音が漏れやすい箇所もしっかり処理することで
性能を上げることができます

次に固体音です　
こちらは建物の構造そのものを強固なものにすることで軽減できます
その他にも床にカーペットやクッションフロアーを使用することでも
軽減できます

防音を考えた場合、どの程度の防音にしますか？
音がゼロ、まったく無い状態に出来れば一番いいんでしょうが
現実的には不可能ですし、ゼロに限りなく近づけることはコストや
部屋の面積的に難しい場合もあります
防音を考える際に一番考えないといけないことは
「何の音を何に対して止めたいのか」
　～楽器の音を外に出ないようにしたいのか
　～家の中にもれないようにしたいのか
　～オーディオやテレビの音とか・・・
そして
「どのくらい止めれば迷惑にならないのか」
ということが大事になってきます

昨日テレビを見ていたら、ディズニーシーを紹介する番組がありました。
その中で、ヴェネチアを再現しているスポットがあり、建物の様式などを紹介していました。細部にもこだわって造っているんだな～と、改めて感心してしまいました。

という事で、今回は少しではありますがヴェネチアのゴシック様式の建物を紹介します。ゴシック様式とは、ルネッサンス以前の様式で、直線的、シンメトリーが主流のルネッサンス様式に比べ、装飾が多いという特徴があります。

下の写真は、ヴェネチアの運河に面したもっとも美しい邸宅のひとつ、カドーロです。
カ・ドーロはレース編みのような、３層に連なるアーチのバルコニーが印象的な建築物です。建物もレースのように美しく・・・という思いが込められ、このような形になったとも言われています。

ヴェネツィア風の花模様を用いたゴシック様式で構成されている優美な線状の様式はヴェネツィアの建築家に好まれ、16世紀末まではバロック様式にも負けず、存続していたそうです。カ・ドーロの近隣には、これと同様の様式のバルバーロ館とジュスティニアン館があります。
またヴェネツィアにおけるゴシック様式は、ビザンティン建築の影響を受けているので、そこはかとなく東洋の要素も見え隠れします。

水の都、ベネチアにとって地球温暖化による海面上昇の影響は深刻で、将来的にベネチアの街そのものが水没してしまうことも懸念されているようです。思いが込められた建築物が水の中に消えてしまうなんてとても悲しい事ですね。歴史のある町並みを、なんとかして守っていきたいです。

今、国立西洋美術館では、ルーブル美術館展が開催されています。普段ルーブル美術館でしか見ることのできない絵画を日本で見る事ができます。中には日本初公開の絵もあるそうで・・・。ご興味のある方は是非、足を運んでみてください。

ルーブル美術館は世界三大美術館と呼ばれ、13世紀末から19世紀までのヨーロッパ絵画を約6000点保有しています。映画の撮影などにもよく使われていますね。
建物は、12世紀にパリ防衛のための城砦を築いたのが始まりで、ルネサンス様式の宮殿に改築され、3世紀以上かけて完成した建物です。 16世紀以降～近代までのフランス建築の代表です。


ルネッサンス様式とは、14世紀から16世紀にかけてヨーロッパでおこった芸術や建築の様式のことです。ルネッサンスとは、再生、復活の意味で、ヨーロッパの近代文化の基礎となりました。
貴族趣味の強い優美な様式で、建物は横に長く、左右対称（シンメトリー）が好まれました。
　
現代でもルネッサンス様式として、カーテンの上飾り（バランス）などがあります。シンメトリーがポイントになる事から、直載的で水平ラインを強調した形のバランスが誕生したようです。

現代の建築にもルネッサンスのテイストが多く見られます。歴史のある様式には、人を惹きつける魅力がありますね。

練馬区の現場・・・
躯体の建て方に向けて外部先行足場建てました



足場を建てるまでは、１階の床面のみでしたので
いまいち　建物の立体的なイメージが判らない方もいたと思いますが
建物より一回り外側に足場場を組んでますが
２階建の建物のボリューム観が見えて来たと思います。

木工事、躯体の建て方もう少々お待ち下さい・・・

先日、お施主様と引渡し前の最終チック
「竣工検査」に行って来ました

この時期の写真は、ｸﾘｰﾆﾝｸﾞも入ってるので
ある意味一番きれいな状態かもしれませんね

広～いＬＤ、出窓もゆったり取れてます。
木製サッシも木製のドアもぬくもりがあって、素敵ですね


メタリックな感じのキッチン、シンク前の窓が大きくて明るいぞ


カウンターの長い洗面、腰壁の裏側にﾄｲﾚｽﾍﾟｰｽ、そしてお風呂へ。
鏡も木枠で照明とあってますね


色んな家を設計しますし、住まわれる方によって好みも色々。
私も早く夢をかなえたいものです・・・

空気の振動が何らかの物体を通して音波となり
聴覚に伝わる範囲の現象を音
と呼ぶそうです
耳に聞こえなければ単なる物理的に音波になってしまうみたいです
直接的・間接的な音源振動の行為や音を伝える物体等の影響で
空気中の粒子が連続的に分散伝播し速度変化が起こることによって
音波エネルギーとなり、人間の耳の聴覚器官に圧力変化を起こし
骨・神経器官・鼓膜等を通して、脳に信号を送られ、
各周波数で形成された結果を、音として感じているみたいです
音は１秒間に空気中だと340ｍ、水中だと1500ｍ進むそうです
空気の有る場所で起こる現象であって
宇宙空間みたいに真空な状態では
星が爆発する音でさえ聞こえないって知ってました？
(　映画のような世界ではないみたいです・・・　）

その他にも、音はいろいろな要素によって影響を受けやすいんですよ
気圧・温度や風によっても左右されます
音の性質として昼間は空の方に発散されやすく、夜間は地上に音が降りやすく、
昼よりも音が聞こえやすくなります
風が吹いている時は風上から風下に音が流れて、
風下の方が聴こえやすくなったりします
物の形状・大きさや、硬い素材に音がぶつかると音が反射増幅されたり減衰したり、
逆に柔らかい素材に対しては、音のエネルギーが分散されたり吸音減衰したり、
音質まで変化してしまうみたいで
併せて空気の質量によっても、音は微妙に変化します

話が長くなりそうなので今回はこの辺で

昨日、「ウェルダン床暖房の家」発売２５周年記念パーティーを
立川パレスホテルにて開催致しました。
ウェルダンの快適住宅に住んでいただいているお施主様に、
節目の年を記念して催した、感謝の集いです。
お施主様とご家族様合わせて３５０名を超える方が集まって下さいました。
参加いただいたお施主様、本当にありがとうございました。



なつかしいお顔の面々に、こちらも嬉しくて顔がほころんで
しまいました。

各テーブルではお施主様同士で、建築当時のエピソードや、
住まい方の工夫などのお話に花が咲いていました。
中には住所や、メールアドレスを交換をされていてる方も
いらっしゃいました。

時間と共にだんだんと「ウェルダン・ファミリー」のような一体感が
生まれて、我々スタッフも嬉しくて感動して、大変な１日でした。

お施主様に「建ててみて何一つ不満が無いんですよ。」とか
「この冬は、床暖房は朝１時間しかつけなかったけどそれでも
暑いぐらいに暖かかったよ。」などという言葉も頂戴しました。
立地条件や間取りによってはこんな家もあるんですね

限られたお時間の中で、なかなかお話をしつくせなかったという
思いがとても強く残り、とても名残り惜しい中でのお開きと
なりました。
でも皆さまのお帰りの時の満面の笑顔を見ると、本当に喜んで
いただけてよかったですし、今後も喜ばれる家づくりを
していかなければとの決意を新たにしました。

最後に、会場の都合があり今回の集いにお声を掛けることができなかった
お施主様、大変申し訳ありませんでした。
また次の機会にぜひお集まりいただければと思います。

ご出席頂いたお施主様のブログです

先日、東京都小金井市の建築現場にて
お施主様に立ち会って頂いての現場検査に
行ってきました。


構造躯体が出来上がり、電気配線や断熱施工などの
状況をお施主様に確認して頂きました。

ツーバイシックスの外壁には、高性能１６ｋｇ／㎥（２４ｋｇ相当）の
グラスウールを断熱材に使用、そのボリュームにお施主様も
感心しておられました。

壁を石膏ボードで塞いでしまう前に、お立会い頂くのは
とても大事なことで、電気配線もコンセントやスイッチ、
照明器具から各種リモコン配線まで１つずつ全て確認を
して頂いてます。

また宅内ＬＡＮ配線や、ホームシアター用のスピーカー配線など
も有るので結構な配線数になるんですね。

お施主さまにとって図面上の打合せだけだとリアリティがなく、
イメージしにくいコンセントやスイッチの位置も、現場で実際を
見て頂くことがなによりも確実な方法なんです。

今週の練馬区の現場・・・
蓄熱式床暖房の配管施工後、床にモルタルを打設して
土間床の１階床下地完成しました。



土間床のモルタルを均一に仕上げるは意外に難しく、左官職人の特殊技術が必要なのです
さらに土間床工法には、４つの特徴があります
　　1. 優れた防湿性
　　2. 地熱の利用
　　3. パッシブソーラー
　　4. 高い耐震性
　　　 ・・・（詳しくはウェルダンのホームページをどうぞ）

この後の工程は、いよいよ躯体の建て方を待つのみです
お楽しみに・・・

皆さん、月９ヴォイスも半分が放映されましたが、
ドラマの背景に見える「伊藤忠太の建物達」を満喫していますか？

さて、前回少し話しに出た「レム・コールハース」という建築家
日本での作品は少なく、1991年に竣工した福岡県福岡市東区香椎浜にある集合住宅群
ネクサスワールドの、「レム棟、コールハース棟」で
1992年度の日本建築学会賞を受賞しました。



他にも「スティーヴン・ホール」や「石山修武」など著名な建築家が6名参加。
これをコーディネートしたのが「磯崎新」です。

う～ん、
名前見るだけで凄いプロジェクトだったのを感じられます。