今、国立西洋美術館では、ルーブル美術館展が開催されています。普段ルーブル美術館でしか見ることのできない絵画を日本で見る事ができます。中には日本初公開の絵もあるそうで・・・。ご興味のある方は是非、足を運んでみてください。

ルーブル美術館は世界三大美術館と呼ばれ、13世紀末から19世紀までのヨーロッパ絵画を約6000点保有しています。映画の撮影などにもよく使われていますね。
建物は、12世紀にパリ防衛のための城砦を築いたのが始まりで、ルネサンス様式の宮殿に改築され、3世紀以上かけて完成した建物です。 16世紀以降～近代までのフランス建築の代表です。


ルネッサンス様式とは、14世紀から16世紀にかけてヨーロッパでおこった芸術や建築の様式のことです。ルネッサンスとは、再生、復活の意味で、ヨーロッパの近代文化の基礎となりました。
貴族趣味の強い優美な様式で、建物は横に長く、左右対称（シンメトリー）が好まれました。
　
現代でもルネッサンス様式として、カーテンの上飾り（バランス）などがあります。シンメトリーがポイントになる事から、直載的で水平ラインを強調した形のバランスが誕生したようです。

現代の建築にもルネッサンスのテイストが多く見られます。歴史のある様式には、人を惹きつける魅力がありますね。