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収納の造作 #1


住宅の設計の中で、構造や法律などの専門知識がなくとも

お施主様自身があれこれ自由きままにに考えられるスペースに

収納スペースが挙げられます。


家により、その収納も、物入れ、押入れ、クローゼット、パントリー、納戸、

ユーティリティー、家事室、シューズクロークなどと名称はまちまちですが

いずれにせよ収納スペースのことです。


オーソドックスな、皆様の家にもある、いわゆる押入れは、「中段」と「枕棚」とからなり

布団をしまったり、市販の衣類収納ケースを積み重ねたりと、住まいながら

工夫をこらし、アレンジすることができます。


また、ある程度収納する量、大きさが想定される場所の場合には

より細かく造作により棚板を設置することも可能です。


例えば、

葦沢カメラマン撮影(ポジ) 024.jpg

部屋で2つの物入があった場合、片方を洋服掛けとし、

もう片方を棚板を複数設置します。

その洋服掛けのスペースも、パイプを高い位置に1本設けて

長い洋服と短い洋服と兼用したり、洋服の下の空間に市販の

衣類収納を置いたりもできます。


また長い洋服が別のスペースに掛けられるのであれば、

パイプを上下2段としたっぷりと掛けられるようにするのも

効率的です。

DSC_0155.JPG

上の写真は、いわゆる納戸とかクローゼットと呼ばれるスペースです。

片側にタンスを並べ、反対側には上部にカバン置き、そしてその下に

衣類掛けのパイプ、そして最下部は衣類収納ケースを置いています。

ウェルダンの家は、気密性が高く、外部からのほこりが少ない分、

家の中がほこりっぽくないため、衣類の収納箇所に扉を設けずに

オープンとしても問題ありません。


ちなみに写真奥の窓の下のボックス状のものは、セントラルクリーナーの

本体です。

排気が全て屋外に排出されますし、家中のゴミがこの本体にたまり、

1年程度ゴミのパックを交換しなくてもよいという優れものです。

吸引力も強力で、故障も非常に少なく、また家の内部の花粉や

ハウスダストが全て屋外に出るので、アトピーや花粉症に悩まされている

方には特にお勧めです。

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