スタッフブログ
練馬区のバリアフリーの平屋が完成しました。
お施主様は当社会長の著書「高齢化時代の家づくり」を読んで
当社の家づくりに共感して下さり、今回ご依頼いただきました。
面積効果による色の見え方
今回ご夫婦2人でお住まいになるため、平屋のお家としました。
外観はkmew(ケイミュー)社製のプラッシュストーンというサイディングの、ベージュ色を採用しました。
ダイナミックな中割りと大割りのデザインが、外観に重厚感と落ち着きを醸し出します。
このサンプル写真はこのお家の外壁と同じ色なのですが、実際の外観の写真と比べてみると・・・
かなり明るくベージュ色がホワイト色のように見えると思います。
これは面積効果といって、同じ色でも面積の大きさによって色の見え方が変わってくる現象です。
面積が大きいほど色は明るく見え、小さいほど暗く見える効果があります。
外壁や壁紙を決めるお打合せの際には、実際のサンプルをお見せするのですが、
そのイメージのまま建つと思ってしまうと失敗することがあるかもしれません。
実際に建ててみて、
「イメージと違う・・・」
「もっとこんな風なのがよかった・・・」
という事にならないよう我々スタッフも充分気を付けてお打合せをしていきますが、
まずは、実際のサンプル(色見本)からワントーン明るめ、もしくは暗めの色を選ぶことをお勧めします。
暮らしやすさを考えたお家
玄関から入ってまっすぐ廊下を進むとリビングダイニングがあります。
大きな掃き出し窓から外を眺めることのできる、開放的なリビングとなりました。
キッチンはLIXILのアレスタを採用しました。
収納力があり、作業効率を考えられたシステムキッチンです。
パントリーです。
キッチンと同じぐらいの部屋の広さに、ウェルダンの造作棚を設けて大容量収納となりました。
洗面化粧台はLIXILのL.C.を採用しました。
節水と省エネ性に優れたキレイアップ水栓は、
上からの吐水となっており、水栓まわりに水がたまることがありません。
浴室の天井にはパイン材を貼りました。
スウェーデン発祥の第三種換気 エクソネット JBDG
写真左にある四角い機械はスウェーデン発祥の換気システム、「エクソネットJBDG」の本体です。
一般的な住宅の計画換気の方式は、大きく2つに分けられます。
1つ目は第1種換気と呼ばれる、外気の取り入れ側(給気口)と屋外への排出側(排気口)との両方を機械により換気する方式です。
第1種換気では、排気の熱と給気の熱とを交換する熱交換換気方式が多く用いられています。
第1種換気では各部屋に空気を送るダクトが存在し、そのダクトの清掃が困難で部屋にダクト内の汚れが出てきてしまうという問題があります。
2つ目は第3種換気と呼ばれる、排気側は機械により換気し給気側は自然給気とする方式です。
当社のお勧めする第3種換気は、排気側にのみダクトが存在し、各部屋への給気ダクトは存在しないため、ダクト清掃は不要です。
第三種換気は本体のモーターが一台のみで、一年に一度10分ほどの清掃でメンテナンスが容易となっています。
また、1か月当たりの電気代はわずか500~600円とランニングコストが安く済みますし、
そもそも第一種換気はモーターが二台必要なのに対し一台のみですので、イニシャルコストも安いです。
実は、第三種換気はどこのハウスメーカーでも効果的に採用できるというわけではありません。
第三種換気は、住宅の気密性能が高くなければ採用できないのです。
居室を給気側とし、浴室・トイレ・キッチンなどの水周りや納戸などを排気側として家中の換気経路(空気の流れ)を計画します。
気密性が低い、隙間の多い住宅では無計画に壁や天井の隙間やサッシ周りから空気が入ってしまい、
機械により排気をした分、新鮮な空気が給気口から入ってこなくなってしまうからです。
長い目で見ても当社のような高気密・高断熱の住宅であれば第三種換気を採用するのがベストです。
当社の計画換気に関して詳しくはこちらから
| 2019年1月21日
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※モデルハウスは予約無しでもご見学いただけます。
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