スタッフブログ
目黒区の地下室のある家が完成しました ♯1
当社のリピーターで、今回2棟目の建築となりました
こちらの施主様は建築業界には珍しく、いわば「リピーター」のお客様で
当社で家を建てるのが今回で2回目となりました。
以前当社で建てたお家も大変気に入って下さり
ご自身も思い入れの強いご自宅だったのですが、
お仕事の関係上住み替える必要ができてしまい、今回別の土地にて2度目の設計をお任せ下さいました。
以前のお家は、住み心地がよいのを知ったご友人が譲り受けてくれることとなりました。
当社で建築中の仮住まいは、大手ハウスメーカーが建築した一戸建てで、
築わずか一年の最新の建物だったそうなのですが、
「入居して気づいたのですが、真冬は玄関、廊下、浴室、トイレも寒く、
寝室は吐く息が白くなり、就寝時布団から出した鼻の先が冷たくなります」
とその住み心地の悪さを教えて下さいました。
10年以上、当社の超高性能、蓄熱式床暖房の家に住み慣れていて、
その快適さが「当たり前」となっていたため、
最新の建物でさえ、そのレベルが当たり前になっていないことに大変驚かれたのだそうです。
お施主様は、「ウェルダンさん、早く快適な家を建てて!」と切羽詰まったご様子でした。
ウェルダンの家だと全館空調は必要ない!
近年、数多くのハウスメーカーで採用するようになった「全館空調」。
各部屋に一台ずつエアコンを置くのとは違って、
一台の大きな空調設備によってお家の中を温度調節するシステムですが、
大きなデメリットが生じてしまいます。
まずはコスト面です。
全館空調では、空調設備機器が1機およそ200万円近くかかってしまいます。
また故障時のメンテナンス費用もかなり高額となってしまうため、
イニシャルコストもランニングコストも相当な金額がかかってしまいます。
また、全館空調を設置すると設計の段階で
家の中に巨大な空調設備を組み込まなければならない上、
各部屋へ空気を送るためのダクトの掃除を行うことができず、
清潔とはいえません。
一方当社の高気密・高断熱の家作りだと、
小さな単体のエアコンのみでその暖かさ、涼しさを逃がすことなく保温・保冷できるため、
全館空調は不要の設備となります。
その証拠に、こちらのお家の2階は40帖近くの広々としたワンルームでとても開放的なつくりとなっているのですが、
例えば夏にこの広さをたった一台の小さなエアコンのみで冷やすことが出来ます。
階段室も含めた広いフロア全体を、ドアの仕切りも無いのに、涼しくすることが出来ます。
「どの部屋でも暑くなく寒くなく暮らしたいけど、全館空調のように一年中冷暖房を運転したくない」
「全館空調だとダクトの掃除が大変そう」
「機械の交換時に莫大なコストが掛かるのが心配」 など、
全館空調に疑問を感じている方、ぜひ当社でご相談・ご体感をしてみてください。
「ラップサイディング」によるアメリカンな外装
こちらのお施主様はアメリカでの居住経験が長く、アメリカの雰囲気を好んでいらっしゃいます。
そのためアメリカの住宅でよく見られる、「ラップサイディング」という仕上げを施しました。
ラップサイディングとは、
細い板を重ねて張っていくことによって陰影感が出て
立体的な外観を演出することができる外壁のことを言います。
アメリカの木造建築で愛されてきた外装です。
今回は東レ製のラップサイディングを採用いたしました。
お日様の光のあたり方によって表情が変わり、のっぺりとしがちな外壁を豊かに表現することができます。
また、窓の飾りとしてニチハ製の「ルーバーシャッター」(よろい戸)をアクセントとして採用いたしました。
シンプルでいてクラシカルなルーバーシャッターが、アメリカンテイストをより一層演出しています。
白の外壁にグリーンのルーバーシャッターがよく映えていて本当に素敵な外装となりました。
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| 2019年6月9日
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