Vol.12 夏の湿度対策について(後編)
前回は夏型結露とは何かについてご説明しました。今回は、どうすれば夏型結露を防げるのかをお伝えします。
まず、珪藻土などの調湿材を壁に塗っても調湿効果は期待できません。毎日毎日大量に水を吸収することはできないからです。吸収した水分を放出するためには、何日も壁を乾燥させる必要があります。同様に、床下に調湿材を敷いても調湿効果を期待することはできません。床下に外気が流入すれば意味がないからです。床下を調湿材によって除湿するためには、床下に外気が流入しないことが条件となります。調湿材によって吸収できる水蒸気の量はわずかなのです。
リフォーム工事などで床下に換気扇を付けるのは間違いです。床下を換気しても湿った外気が流入すれば、却って床下が湿気るからです。床下換気口を塞ぎ、室内側から換気をすることが大切です。
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