2010年 4月20日
環境における色彩の効果
JUGEMテーマ:住宅
私たちの身近な環境における、色彩効果についてお話しします。
色彩の効果は生活や社会のあらゆる場所に活かされていて、様々な影響を与えます。
例えば、地下鉄では色を見るだけで路線が分かるようになっていたり、案内表示は暗号や言葉の
役割があったり、広告物は色で目立たせる効果があります。このような機能的効果の他、楽しい・
美しいなど、情緒的、美的効果もあります。
お部屋のコーディネートの例をあげると・・
派手な柄の生地を使うのは難しいように思われますが、同じような色あいは空間に統一感を持たせますので、その中の一色を使ってコーディネートすると異なった柄でも秩序ができます。
天井や壁のクロスを選ぶ際は、天井が壁の色よりも暗くならないように注意します。
頭上が暗く重い印象を与えると、圧迫感があり、空間が不安定になります。逆に床を暗くすると足元が安定し、落ち着いた雰囲気になります。
洗面や浴室は、青などの寒色よりも、暖色を使うと実際よりも暖かく感じます。
また、中間色のグリーン系も、安らぎや落ち着きをもたらせてくれるのでお勧めです。
仕事や勉強の能率を上げるときは、強い色使いやコントラストでは集中力が散漫となるので、
淡い色がお勧めです。
住宅の場合、一番多く取り入れられる色は、オフホワイトでしょうか。
真っ白は、太陽光などで目が疲れやすいことがありますので、アイボリーがかった色のほうが
良いでしょう。
季節ごとにファブリックや小物で雰囲気を変えたり、模様替えもしやすいので、コーディネートの
幅が広がります。
また、屋根や外壁など、エクステリアの随所に白を用いることによって、全体の印象を明るくし、
洋風の外観デザインに調和させてくれます。
| 2010年4月20日
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