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サイディングの話 #1
JUGEMテーマ:住宅
外壁材の種類には、レンガやタイル、サイディングやスタッコ(塗り壁)といったものが
あります。
デザインの好みや、外観へのマッチング、それにコストにも大きく影響があり、
またメンテナンス性にも差があったりしてなかなか悩んでしまいますよね。
今日は、その中の「サイディング」についてお話しようかと思います。
サイディングメーカーさんは、
クボタ松下電工外装(KMEW)、旭トステム外装、ニチハ、東レ
といったところがメジャーな会社です。
各メーカーごとに模様(柄)やデザイン、カラーなど多種多様で500種類ほど
もあります。
一般的に「サイディング」と呼ばれるものは、基材の違いにより
「セメント(窯業)系サイディング」、「金属系サイディング」、
「セラミック系サイディング」とに分類されます。
世の中で最も多いサイディングは、「セメント(窯業)系」のもので、
パルプ等の繊維を混入させたセメントの加工品です。
また「金属系サイディング」は、基材に腐食に強いガルバリウム鋼板を
使用しているもので、寒冷地など凍害を受ける恐れのある地域を
中心に採用されるケースがあるようです。
ところでサイディングの中の主流であるセメント系サイディングの中にも、
材の厚みがいくつか種類があり、14ミリ、15ミリ、16ミリ、18ミリ
といったものがラインナップされています。
変り種では21ミリや35ミリといった、タイルよりも厚みがあるようなものも
存在します。
ほんの少し前までは、12ミリの厚さのものが主流だったのですが、
薄いものはダメだというお上の発した一言で、全社12ミリ品を一斉に
廃止とした経緯があります。
実際には厚みがあればより長持ちする、というものではないんですけどね・・・
また基本は高さ45センチ、横幅3メートルほどの大きさの材なのですが、
その材と材とのつなぎ目の目地を目立たせないように接合部が
工夫された商品(建築用語で「合いじゃくり」といいます)などというものもあります。
(もちろん価格は高いのですが・・・)
豊富なデザインの中から選択ができ、またそれらを家の部分部分で
使い分けたりして外観を彩ることが可能です。
↓1階にタイル調、2階に木目調のサイディングで貼り分けした例
また次回、サイディングのメンテナンス性の違いなどお話し
したいと思います。
| 2009年10月16日
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