つぶやき
箱根ラリック美術館
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先週、紅葉もそろそろ見納めかと思い箱根に行ってきました
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丁度気になる展示をやっていたので、初めて箱根ラリック美術館にも寄ってみました。
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可愛らしい車がお出迎えしてくれます。
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いい雰囲気のカフェもありましたが、時間がなくて寄れず・・・残念でした・・・
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小道を抜けると美術館にたどり着きます。
お目当ての展示は、「箱根寄木 アール・デコ ~ラリックに先駆けた和の工芸~」
という企画展です。
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↑ こんなふうにアール・デコ時代の香水瓶などと日本の工芸「寄木細工」が並んで
ディスプレイされていました。
解説に、
「アール・デコ」という様式は幾何学的な文様やフォルムが特徴のひとつとされます。
木々を組み合わせて幾何学的な文様を作り出す寄木細工は「日本のアール・デコ」
と呼べるものです。
とありましたが、違和感無く馴染んでいる展示をみてその言葉に納得してしまいました。
企画展以外のラリックの作品も見ごたえがあり、中々おススメの美術館でした
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今回寄れなかったカフェの中にはラリックが手がけた
オリエント急行の豪華サロンカーがあり、予約すればそこでティータイムを過ごせる
ようになっているので、次に行ったら絶対体験しようと思っています
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| 2010年11月30日
スケッチ
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よく有名な建築家の展示会などがあると、
その作品(建物)のスケッチが展示されていることがあります。
スケッチ以外でも、パース(3D)、模型など自分の考えを何がしかの形にする
という作業は、ものづくりの上で、とても重要だと思います。
(例えば、9.6坪ハウスでは表札づくり)
しかし、展覧会などで展示されているスケッチの一部では、
私には正直、その方の考えを全て読み解くのは難しいです。
前回、タンポポハウスを紹介しましたが、
このタンポポハウスは藤森さんのスケッチから出来た建物
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といっても過言はないでしょう!
下はタンポポハウスのスケッチ1990年~1994年のものです
(TOTO通信より)
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面白いですね
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最初のお城みたいなスケッチから
最終的にタンポポハウスに行き着いたのですね
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当然、スケッチだけではないのでしょうが、その頃何を考えていたのか
自分の頭の中を覗ける意味でも、後々見て本人も面白いのではないでしょうか。
ただし、あくまでスケッチなので、イメージ、キーワードなどをメモした感じで
正直本人以外は解らないものもありますよね・・・。
| 2010年10月13日
タンポポハウス
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皆さん 「 TOTO通信 」 を知っていますか?
設計事務所や工務店などを対象にしたTOTOのPR誌なので
知らない方の方が多いかも知れませんが、年4回季刊発行され、
PR誌としての評価も高く、様々な賞を受賞しています。
その最新号2010年7月(夏)が 建築史家 藤森 照信 さんの特集です。
藤森さんの作品の中でも国分寺市にある自邸
「 タンポポハウス 」
は外壁からタンポポが生えているというかなり変わった建物です。
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1995年に竣工し、出来てから2、3年後(学生時代)にアポ無しで私も見に行きました。
住宅地の中に突然ある姿は異様でした
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タンポポが咲いていなかったので咲いてる時期にも行ってみましたが、
遠くからだと解りづらかったのを覚えています。
何を隠そう、この藤森さんの家を共同設計したのが、大学時代の恩師
内田 祥士 先生 なのです
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この先生も又、面白い方なので機会があれば又紹介します。
| 2010年10月6日
まこ
渋谷パルコで今日まで開催中の
まこという名の不思議顔の猫 PHOTO EXHIBITION 「ごぶさた展」
という写真展を見てきました。
ブログで人気になり、そのブログの内容が書籍化された人気猫「まこ」の写真展です。
私は書籍化された3冊すべて持っているのですが、
まこの不思議顔と同じくらい楽しんで見ているのが飼い主さんの家のインテリアです
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とにかくオシャレなのです
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ファブリックの使い方やディスプレイ、事細かに見て参考にさせていただきました・・・。
飼い主さんは服飾デザイナーとグラフィックデザイナーのお二人ということで
さすがのセンスだなーと納得
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本の内容も、レイアウトや写真に添えられている言葉に遊びがあって
とても楽しい内容になっています。
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| 2010年10月5日
ミース・ファン・デル・ローエ
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バウハウスキッチン展、面白そうですね!
バウハウスといえば、初代校長の
ヴォルター・グロピウス
と並び有名なのが、3代目校長の
ミース・ファン・デル・ローエ
やはり、学生時代に ル・コルビュジェ、フランク・ロイド・ライトと共に
近代建築の三大巨匠の一人として人気のあった建築家です。
けして真面目だったとはいえない私でも、
ミースのファンズ・ワース邸は衝撃的でした
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白く塗った鉄骨造の平屋住宅(別荘)で
四方ガラス張りという、今までの様式建築とは違う
軽やかな素材を使い、周囲の自然に溶け込んでしまう
綺麗な建物!
さらにユニバーサル・スペースという思想
(特定の目的を定めない空間づくり)
単純に「かっこいい」と感じました。
ただ、クライアント(ミースの恋人)である女医さんと、
建築費が予算オーバーで、要望もあまり通らなかったらしく
裁判沙汰になっています・・・。
さらに、ほとんど住まずに売りにだされました。
住宅はやはり、住む人がいることが前提なので
こういう空間を提案するのは難しいですね
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| 2010年9月22日
テ ン ト
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めっきり涼しくなってきましたが、
先日、最後の夏(9月ですが)を満喫しようと、
新木場でBBQをしてきました
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この日も35℃を超える猛暑日で皆さん、
テントを張って楽しんでいました。
テントといえば、立派な仮設建築物。
学生時代に岐阜でゼミ合宿の際には、
我が大学自慢の仮設テント、 パ オ で
寝泊りをしてました。
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これがまた、良く出来ていて。
竹を格子状に編んでいる壁と
中心の車輪(自転車の車輪を改良したもの)に
竹の梁をさし、テコの原理で
室内に柱無しの直径5Mの大空間を実現
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組み立てには最短15分
外側はブルーシートで雨風を避け
内側には蚊よけの網
屋根の天辺には空気が抜け換気されています
この後、ブルーシートから白い仮設シートに変更、
床にはスタイロフォームをひき、昭和記念公園で行われた、
震災サバイバルキャンプ 仮設デザインテント
に参加して、たしか 優秀賞と大衆賞 を獲得!
建築を好きになった
懐かしい良い思いでです。
| 2010年9月15日
豪雪地の住宅事情
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先日お休みをいただいて、墓参りのため実家に帰省しました。
私の実家は国内有数の豪雪地にあります。
そのため、雪の降らない地域ではほとんど見られない住宅の特徴があるのです
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それはこちら
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わかりづらいかもしれませんが1F部分はすべてコンクリート打ちっぱなしで車庫や倉庫として
利用し、玄関も含め居住スペースは2F~というのが一般的になっています。
これは雪が積っても部屋のある階が埋もれてしまわない為の工夫です。
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1F部分に部屋があると、道路に面していない(除雪しない)側にある部屋は昼でも薄暗くなって
しまいますし、雪の重さで窓ガラスが割れないように窓に囲いをつけなくてはなりませんでした。
屋根に積った雪も勝手に滑り落ちてくれるので、雪下ろしの必要もなくなり
昔に比べるとずいぶん生活が楽になったものです
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そういえば雪国ではほぼすべての道路に当たり前にある消雪パイプ・・・
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私はどこの地域にも普通にあるものだと思っていました・・・
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東京に来てようやく、見たこと無い人の方が多いということに気づきました
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| 2010年8月15日
東京R不動産
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最近読んで興味深かった本の紹介です。
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今や大人気サイトとなっていますのでご存知の方もいると思います。
「東京R不動産」
「面白い不動産屋」をめざすWEB上の不動産屋さん、書籍化第2弾です。
「東京R不動産」で住居やオフィスを借りられた(買われた)皆さんがその後、
どんな風に使われているかを取材した記録本となっています。
東京R不動産には普通の物件はほとんどありません。
アクの強い部屋や建物をうまく利用して楽しく生活している様子を見ると、
空間を楽しむためのヒントを沢山もらえます。
現在マンション住まいの私は、東京R不動産で紹介されている物件に引っ越す事が
目下の目標です。(もちろん最終目標は一戸建て
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| 2010年7月10日
レンゾ・ピアノ その2
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メゾン・エルメスの他にも、日本で建てた建物があります。
それが 関西国際空港旅客ターミナルビル です。
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20世紀の10大プロジェクトにも選ばれています
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建物はゆるやかに弧を描く大屋根が1階から4階までを包み込み、
建築構造の美しさを間近で感じることが出来そうです。
(まだ、行ったことがないのですが・・・
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インテリアだとiitala(イッタラ)社から出ている
カトラリーシリーズで唯一のポリッシュタイプ(磨いて艶を出す)
のカトラリーがあります。
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乾さん同様、建物以外でも様々なデザインをしているようですね!
| 2010年6月30日
おすすめ書籍
おすすめの本を紹介します
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それはこちら
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
私は普段歴史小説はあまり読まないのですが、
友人から「建築やってる人なら面白いと思うよ」と薦められ手にとってみました。
そして読み始めてすぐに友人の言葉に納得。
内容は織田信長の最後の居城・安土城をつくった職人たちの物語。
天主を担当した岡部又右衛門以言、岡部又兵衛以俊の親子を主人公としています。
当時の建築工法、技術、職人たちの働きぶりが全編にわたってびっしりと
盛り込まれていて専門用語なども使われているので、確かに建築の知識が少しでも
ある人ならより楽しめる内容だと思います。
最初は「大工が主人公なんて地味すぎないか
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とにかくすべてにおいてスケールが大きく、巨石・巨木を運ぶシーンなど
ダイナミックで壮絶なシーンが沢山あるので十分読み応えがありました。
もちろん純粋にストーリーも面白いので、当時の建築に興味がある人も無い人も
よかったら読んでみてください。
ちなみに2009年に映画化もされていますので、活字が苦手という方は
そちらを観るのもいいかもしれません
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| 2010年6月22日
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