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中国の建材視察 #1 サッシ等の展示会


先日、中華人民共和国の首都北京で、

「第12回中国国際 門窓カーテンウォール博覧会」が開催されていたので

視察旅行に行ってきました。


中国展示会会場


とにかく中国のスケール感は半端なく大きく、全てに圧倒されます。

この写真は、展示会場の建物まで相当離れて撮影しています。

建物前の広場というか通路も、無意味に?巨大でした。


ちょうど北京でAPEC会議が行われていたため、

混雑の緩和と、排気ガスを少なくするために、自動車の

通行量の規制がなされていたためか、青空が広がり

イメージしていたような大気汚染はありませんでした。


また地元の方に話しを聞いても、普段でもマスクをしなければ

息もできないような、そこまでの大気汚染は、北京に関しては

ないそうで、日本のニュースで見聞きするのとは随分と違って

いるのだと分かりました。



中国展示会風景


この写真は、展示会場の内部です。

非常に多くの人が、熱心に見て廻っていて、建築に対する関心の

高さが肌で感じられました。


中国のサッシ市場は、海外からはドイツメーカーの出展が圧倒的に多く、

日本からの出展はYKK AP株式会社1社のみでした。

またそれらに追いつけ追い越せと、中国メーカーも相当数出展していました。



中国の建材というと、どちらかというと安かろう、悪かろうという

イメージではあったのですが、実際に見学をしてみると、

造りの荒さはあるのですが、耐火性能、耐風圧性能、断熱性能など

日本の基準よりもはるかに高い性能のものが多く、

驚きを持って見入ってしまいました。



中国トリプルガラスサッシ


この写真は樹脂製トリプルガラスサッシです。

中国の北部及び中部など気候の厳しい地方では、求められる断熱性能が

日本よりもはるかに高く、通常トリプルガラスが採用されています。


ちょっとうらやましいなと感じたのは、まだ日本の樹脂製トリプルサッシ

には、内観色が白しかないのですが、あちらではかなりリアルな木目柄が、

豊富なバリエーションでラインナップされていることでした。


中国のサッシというものは、いわゆるサッシを1社で製品化して販売することはあまりなく、

サッシの型材、ラミネート、ハンドル、蝶番、ガラス、といったパーツごとに

メーカーがあり、それらをデベロッパーや建築会社が選択していきます。


細分化されているため、細かな要望に応えられる選択の余地が大きいという

メリットはあるのですが、その反面責任の所在があいまいだというデメリットも

大きいなと思いました。


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